よくある質問 -働いてみたいと考えている方へ-

中央リハビリテーション科



リハビリテーション部門のスタッフ構成、年齢層は?

A1.当病院組合のリハビリテーション部門には理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)合わせて67人のセラピストがいます(2023年4月1日時点)。
PTは41名、OTは23名、STは7名で、平均年齢は38.5才、性別では女性31名男性40名となっています。
全セラピスト71名のうち、25名は他の職場で経験を積んだのちに当院に就職し働いています。



Q2.勤務条件や福利厚生等はどうなっていますか?

A2.地方公務員として、週38時間45分の交代制勤務となっています。
週休2日制で、年次有給休暇20日間、年末年始(12月29日~翌年1月3日)の休暇、夏季(6月から10月)5日間の休暇など各種特別休暇もあります。手当は扶養手当、住居手当、通勤手当、初任給調整手当、期末勤勉手当、退職手当等があります。
福利厚生としては、病院組合内に職員同士の交流の場としてさまざまなサークル・クラブがあり、希望すればその活動に参加することが出来ます。



Q3.勤務形態、人事交流はどうなっていますか?

A3.当リハビリテーション部門は、八鹿病院内のリハビリテーション科(一般病棟・外来対応)、回復期リハビリテーション病棟のほか、訪問看護ステーション、介護老人保健施設、公立村岡病院といった関連施設があり、それぞれの部署でセラピストは働いています。
部署ごとに勤務形態は異なり、基本は日勤で、回復期リハビリテーション病棟は完全シフト制を組んでいますが、他の部署も土曜・日曜・祝日にも必要に応じた人数が出勤し、その代休を平日に取得しています。
部署間では業務状況や教育的視点に応じた配置換えや異動を定期的に行い、人事交流を促すようにしています。



Q4.入院患者さんのリハビリテーションはどこでされていることが多いですか?

A4.当院では、原則「外来患者はリハビリ室を利用、入院患者は病棟内を利用」してリハビリを行っています。これは新型コロナウイルス感染拡大予防の意義もありますが、以前より病棟内でのリハビリを重視しており、病院内生活そのものがリハビリそのものに繋がるべきであると考えているからです。病院でのリハビリの以前からの課題として、リハビリ室内では出来るのに病棟内ではベッド上で寝てばかりという「出来るADL」と「しているADL」の乖離と、これによりスタッフ間で正しい情報共有が出来ないことが問題となっていました。また、病室とリハビリ室間の送迎介助を誰が行うべきかという送迎問題も大きな問題でした。これらを解決する一つの方法として、病棟内を中心としたリハビリを重視し、同じリハビリ場面をチームスタッフで共有することを重視してきたという経緯があります。

当然しっかりとした運動量が必要で、リハビリ室内の運動器具の利用が不可欠であり、また自分で院内移動が出来る患者様にはリハビリ室を有効に利用してもらえるよう感染対策を講じた対応も行っています。



Q5.教育、研修体制はどうなっていますか?

A5.リハビリテーション部門内でセラピストによる教育委員会、研修委員会を組織しており、教育委員会では新入職者から卒2、3年までの方に、プリセプター、アソシエイト、アドバイザー、担当教育委員等が中心に教育支援が行われるように対応しています。また、全セラピストを対象にした毎月症例発表会や専門グループの報告会、年2回の目標管理報告会なども行っています。

これ以外にも有志で構成されている専門グループの勉強会、各部署内の症例検討会なども適宜開催し、セラピストの成長を支援する体制づくりを行っています。



Q6.資格取得や学会登録しているセラピストはいますか?

A6.呼吸療法認定士や臨床実習指導者、認定訪問療法士など自己研鑽の中で興味をもった分野のほか、回復期リハビリテーション病棟でのセラピストマネージャーなど業務上の必要性から取得してもらっている資格などがあります。 自己研鑽から希望する資格取得であっても出来る限り前向きに取り組みことが出来るよう支援しています。



Q7.施設見学は出来ますか?

A7.出来ます。ただし、新型コロナウイルス感染拡大予防と患者様の個人情報保護の観点から、直接病棟内でのリハビリ場面を見て頂くことは出来ません。感染対策と健康状態に問題のない方を対象に、中央リハビリテーション科内に限定して設備を中心に見て頂くことは可能としています。

事前に中央リハビリテーション科に電話で申し込み、見学希望の旨を伝えて頂ければ、日時を決めて見学担当者が約1時間程度の部署説明と質疑応答などに対応しています。



ページTOPへ