看護師新人研修 BLS研修を実施しました

八鹿病院からのお知らせ

10月27日金曜日、1年目の看護師を対象としたBLS(心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置)研修を実施しました。

講師は、ICLSインストラクターの資格を持つ救急救命のエキスパートである当院の看護師です。医療者のBLSとして、より質が高い胸骨圧迫をおこない、評価をしながら絶え間なく続けることを目標に取り組みました。


講義の後、グループに分かれ実際に病棟で対象患者を発見したという想定のもと、各グループで実践を開始。対象者の状態確認、協力者の要請方法、正しい胸骨圧迫(位置・速さ・深さ・戻りを意識)やバックバブルマスク(空気を送ることで人工呼吸をおこなうことができるマスク)の正しい使用方法、AED使用の流れを学びました。

研修では、正しい胸骨圧迫の実施はもちろんのこと、チームとして評価しあい声掛けをおこなったり、不明点などを積極的に先輩看護師に確認したり、先輩看護師の経験談を熱心に聞く姿がとても印象的でした。

当院は医療を提供する職員として急変時に対応できるよう、看護師のみならず事務職員を含むコメディカルを対象に年1回BLS研修をおこなっています。

「目の前に人が倒れていたら」「見回り時に入院患者さんの様子がおかしかったら」 私たち医療に携わる者でも、冷静ではいられず迷いが生じることも。まずは勇気を出して声をかけ、落ち着いて早期に正しい救命処置が開始できるよう、今後も継続して取り組んでまいります。

事務職員のBLS研修のようす。胸骨圧迫・AEDの使用方法を学びます。


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