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記者発表のようす
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当院では、但馬初、最新鋭のPET‐CT装置を導入し11月5日に記者発表と内覧会をおこないました。記者発表では、副院長・医療技術部長の小山医師よりPET-CT装置の概要を説明しました。
PETはpositron emission tomography(陽電子放出断層撮影)の略で、放射性医薬品を体内に投与して、その分布を専用のカメラで画像化する検査です。このたび導入したPET‐CT装置は、PETとCT(コンピュータ断層撮影)を組み合わせたもので、一度に全身の画像(輪切り、縦切り)を撮影することで、病気の存在や広がりをより正確に調べることができます。近年、PET‐CT検査は「がん」の診断に加え、「認知症」治療のための検査として、また「PET検診」としても利用されています。
西村正樹院長は、「PET-CT装置はこれまで兵庫県下では南部の都市部に偏在し中部・北部では稼働していなかったため悲願でもあった。今後は当院が拠点となってPET-CT装置を活用し貢献できることを期待したい」と述べました。
翌6日には、早速当院でPET-CT装置を使用した検査がおこなわれました。
今後は導入したPET‐CT装置を多くの方に活用いただき、地域医療へ貢献していきたいと考えています。