アドバンス助産師について

産婦人科



当院のアドバンス助産師が6名になりました!

アドバンス助産師とは、日本看護協会が開発したClockMip(クロックミップ:Clinical Ladder of Competencies for Midwifery Practice)を活用して助産実践能力を評価し、レベルⅢの認証を受けた助産師のことです。この制度は日本助産評価機構が2015年12月に初めて認 証したもので、一定の水準と助産実践能力を審査、認証する制度です。

アドバンス助産師の誕生は、個人にも組織にも価値のあることですが、第一に、当院を受診していただいている妊産褥婦さんとご家族に、室の高い助産ケアを提供する事につながります。

今後もアドバンス助産師を中心にお産の充実のため、活動していきます。


アドバンス助産師認証の目安となるレベルⅢの助産実践能力とは 

  1. 入院期間を通して、責任を持って妊産褥婦・新生児の助産ケアを実践できる
  2. 助産外来において、個別性を考慮したケアを自立して提供できる
  3. 助産外来において、指導的な役割を実践できる
  4. 院内助産において、自立してケアを提供できる
  5. ハイリスクへの移行を早期に発見し対処できる


助産ケアとは助産外来では妊婦健康診査を、院内助産では正常な分娩の介助、新生児健康診査、産褥婦の健康診査・乳房の管理及びそれに伴う保健指導などをいい、このようなことを助産師独自で行うことができます。

具体的には、以下の経験が出来ている助産師が認証制度を受ける資格があります。

  1. 妊婦健康診査実施例数が200件以上
  2. 分娩介助実施例数が100件以上
  3. 産褥期健康診査実施例数が200件以上
  4. 新生児健康診査実施例数が100件以上
  5. プライマリー実施例数が20件以上


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