視機能検査のすすめ

小児科


目が悪いことに気づくために
視機能検査をご利用ください

弱視(眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても視力がでない目のこと)には近視・遠視・斜視などさまざまな危険因子があります。

弱視の治療は早ければ早いほど高い効果が期待され、4歳以下で治療開始できれば95%の弱視を改善することができます。しかし、小さなお子さんの場合は特に目が悪いことに気づくことが困難な場合もあります。



スマホを長時間見せてない? スマホと斜視の関係

実は、近年スマホと斜視の関係が注目されており、専門医のあいだでは、スマホがこどもの斜視の一因ではないかと危惧されています。目の機能が発育中の子どもは、スマホのように狭い画面を近くで長時間見続けると正常な発達が損なわれる可能性もあります。

<斜視とは?>
片方の目が内側や外側を向いてしまい両目の視線が合致しない状態。乳幼児期に起こると、片方の目しか使わなくなり視力の発達が損なわれる可能性があり弱視の一因となる。また、がんなどの病気が原因の場合もある。



当院では短時間で簡単な機器による視機能検査をおこなっています
検査の様子
検査の様子
カメラで瞳孔を検知し測定します。

画面をみて数秒で終了する簡単な検査です。まだ言葉で 表現できない年齢のお子さんの弱視の原因発見に役立ちます。 弱視の早期発見・早期治療のため、ぜひご利用ください。

視機能検査ではどんなことがわかるの?
お子様の「見る能力」を調べ
弱視の危険因子を検知します


次の6つの弱視の危険因子を検知し、必要時に眼科など 専門的な治療に繋げることができます。
近視(遠くのものが見えにくい)
遠視(遠くにも近くにも焦点が合わない)
乱視(焦点が1ヵ所に集まらない)
不同視(屈折の左右差が大きい)
斜視(目の視線がずれている)
瞳孔不同(瞳孔径の左右差が大きい)

※この検査では視力は測定できません

[対象]6ヶ月以降のお子様から検査可能
検査実施のおすすめの年齢は、1歳・3歳・6歳のお子様です。両目で見る能力が確立する就学前 (6歳ごろ)までに定期的な検査をおこなうことをおすすめします
当日検査も可能です!(医師の状況により結果が後日となる場合があります)

[料金]視機能検査料金はかかりません(診察代に含まれます)


<お問い合わせ>

公立八鹿病院 小児科外来
電話:079-662-5555(代表)



ページTOPへ