第22回パーキンソン病教室が行われました

パーキンソン病教室

患者さんの作品紹介。
スタッフもいつも皆さんの取り組みを楽しみにしています。

先日の6月26日水曜日、午後1時半から第22回パーキンソン病教室が行われました。
雨が降り足元の悪い中、患者さん、ご家族合わせて82名の方にご参加いただきました。パーキンソン病教室では、知識を医療スタッフから伝えるだけでなく、毎年患者さんによる作品や取り組みの紹介をしていただいています。
パーキンソン病と上手に付き合いながら、熱心に趣味を楽しまれている患者さんから披露していただくことで、また来年もがんばろうと前向きに生活をしていただくことが願いであり、また、元気なお姿を見ることで参加された方全てに励みになっていただきたいと思っています。

今年も多数の患者さんによる展示や発表がありました。
また、来年さまざまな事にチャレンジされ、日々の生活をより楽しんでいただきたく思います。
近藤先生より、新薬の情報など最新のパーキンソン病治療についてのお話し。また運動症状の改善に効果があるとされ先生が生育中の八升豆の状況も報告。秋の収穫を目指されています。
神戸よりお越しになられた「パーキンソン病友の会」として活動されている鳴海様よりお話しをしていただきました。精力的に活動されているご様子をお聞きし、とても心強く感じました。
当院スタッフの言語療法士、理学療法士、栄養士による体操やアドバイスをさせていただきました。
患者さんの作品紹介。手芸や絵画、写真などさまざまなものを展示。展示するだけでなく、マスコットやティッシュケース、肩たたき棒などプレゼント分まで作ってくださる患者さんも。6月のお誕生日の方と、欲しい方にプレゼントさせていただきました。

こうのとりの写真、ティッシュケース、お花の絵

肩たたき棒。

紙粘土で作られた作品。細かい細工が施してあります!

お孫さんのために作られた、プリキュアの衣装。

絵画とセーター

現在当院にて研修中の兵庫医科大学病院の日下部先生によるピアノ演奏。出番直前、寒くて指が固まってどうしようと心配する日下部先生。

しかし、何事もなかったようにすらすらと素敵な演奏を披露してくださいました。演奏曲は、魔女の宅急便より「海の見える街」とリクエストにより音階の「ミ」と「ソ」を使った即興演奏でした。

いつもすばらしい詩吟を聴かせてくださいます。ありがとうございます。
ご家族によるアコーディオン演奏に合わせて、「青い山脈」「ふるさと」の大合唱となりました。

昨年のパーキンソン病教室での患者さんのハーモニカ演奏を聞いて、1年間練習され挑戦された患者さん。心あたたまる演奏をありがとうございます。

社交ダンスをされているる患者さんのDVD鑑賞。とても綺麗でした。いつもありがとうございます。
最後に、近藤医師による歌とオートハーブ演奏で「夏の思い出」
今年も2時間があっというまに過ぎ、おひらきとなりました。

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