第17回TQC大会 最優秀演題は「老人保健施設」に決定

八鹿病院からのお知らせ

最優秀演題の老人保健施設の発表

今年のテーマ 「地域のための八鹿病院 そのために何ができるか」

当院では、積極的な業務改善を図るために、各部署がテーマに沿って活動・発表するTQC大会(TQCTotal Quality Controlの略)を毎年開催しています。
職員からの投票により、今大会の最優秀演題に老人保健施設「あなたの町の相談所~ケーブルテレビで心を密に~」が選ばれました。

老人保健施設では、以前に比べコロナ禍から地域の方との関わりができない状況にあることから、養父市ケーブルテレビを活用して地域の方へ向けた情報を発信することにしました。在宅介護をされている地域の方に「安全で安楽な介助方法を伝える」という目標を設定し、事前に実施した介護方法に関するアンケートの結果「食事を食べる際の姿勢、食事介助の注意点」が決定。番組収録では、何度もリハーサルをしたりイメージ図や実際の動きが見やすいよう工夫し、在宅介護される方の負担が少しでも軽くなるような番組づくりに励みました。

第2位は、多忙や人手不足によるケアの質が落ちないよう、気持ちのよいコミュニケーションがとれる働きやすい環境を作りに取り組んだ7病棟。第3位は、業務上に誤調剤や中止や処方変更で不要になる薬剤を効率よく再利用するためのルールを作成し、廃棄薬剤を極力減らすことで病院の経費削減に繋げた薬剤科でした。


このTQC活動を通し、よりよい医療を皆さまにお届けできるよう今後も取り組んでまいりたいと思います。

多くの職員が発表を聞いています。

後藤院長(写真:右)、元津院長補佐(写真:左)と、受賞部署の皆さんと。


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