【薬剤部】日本麻酔科学会関西支部集会において演題発表をおこないました

八鹿病院からのお知らせ

岸田さん(後列右から2人目)と当院薬剤部スタッフ写真

9月2日(土曜日)大阪府にて開催された日本麻酔学会関西支部集会において、優秀演題に選出された当院薬剤部の岸田敬子さんが演題発表をおこないました。

本学会では一般演題119題のうち6題が優秀演題に選出され、岸田さんの演題を含む6題の演題が発表されました。



【発表内容】
手術後の重要な合併症のひとつに下肢の静脈血栓症※があります。骨粗鬆症治療薬の中には血栓を作る作用をもつ薬剤(SERM)があり、この薬を服用中の患者さんが手術を受けられた場合の下肢の静脈血栓症への影響について研究したものです。

※静脈血栓症:心臓や肺に到達すると肺塞栓症を発症し、呼吸困難やショック状態を引き起こすことがある
※※SERM:選択性エストロゲンモジュレーター



発表した岸田さんのコメント

まさか優秀演題となるとは思ってもいなくて大変困惑しました。医師の学会において(コメディカルとして)発表するのは初めてでしたし、優秀演題として選出されたことで、7分間のプレゼンとともに発表後の3分間討論でどんな質問を受けるのか、ドキドキと不安でいっぱいでした。壇上での発表を得意としない私ですが、以外にも緊張せず終えることができたことは自分でも驚きました。本当に貴重な経験をさせていただきました。ご指導いただいた林先生(副院長・麻酔科部長)に感謝いたします。


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