令和5年8月8日、養父市・公立八鹿病院の主催で、令和5年度やぶ医者プロジェクト事業「医師を目指す高校生のためのセミナー」をオンラインにて開催しました。
このセミナーは、医学部進学を目指す近隣の高校生を対象に、 現場の医師による講演やフリートークを通じて、 医師としての将来を思い描いてもらうことを目的としたものです。
今回は但馬地域の高校から13名の高校生が参加。西村院長のほか、研修医の小田垣医師(2年次)、宇川医師(1年次)の講演を聞いていただきました。
実際に高校生としてこの高校生セミナーに参加されたことがある宇川医師は、その時の先輩医師の講演や会話がとてもためになったそう。学生のみなさんが知りたい内容を考えさまざまな情報集めお話をさせていただきました。
高校生と先輩医師とのフリートークのようす 西村院長(写真左)、小田垣医師(写真中)、宇川医師(写真右) |
医学の道へ進むには「努力すること」が大切
さまざまな見聞を深め、夢に向かってほしい
講演後のフリートークでは、高校生の皆さんから「医師を目指したきっかけ」「但馬の医療の現状について」「医師となりうれしかったこと」「苦手な科目の取り組み方」などさまざまな質問をいただきました。西村院長、小田垣医師、宇川医師からは実話をもとにリアルなアドバイスをお伝えするなど、有意義なフリートークとなりました。
先輩医師として当院の医師が今回皆さんにお伝えしたのは、とにかく「努力」することが大切であるということです。受験勉強は大変だけど、自分なりの勉強法を見つけ、継続すること。そして、そのためには部活や息抜きも必要で、メリハリをつけながら継続して学びつづけることが大変重要だということをお伝えしました。また、今からでも実践できることとして、基礎を徹底的に勉強し必ず復習することが大事など勉強におけるポイントをアドバイスさせていただきました。
医師を目指す高校生の皆さんには、今回のセミナーを通じ「医師」という職業をより一層理解していただき、 将来医師となって当地域に貢献していただける日を心待ちにしております。