からだへの負担が少ない「腹腔鏡手術」

外科


当院では、腹部に小さな穴をあける「腹腔鏡手術」をおこない、からだへの負担を低減し、早期の社会復帰に役立てています。

>どんな手術なの?
腹部に小さな穴をあけ、炭酸ガスを注入して空間を作ります。その他数か所にも穴をあけ、カメラや細長いピンセットのような器具を挿入し、画面を見ながら手術をおこないます。

>腹腔鏡手術が対象となる病気は?
大腸がんや胆石症、虫垂炎、鼠径ヘルニア、胃がん、胃穿孔などの患者さんに対して腹腔鏡手術をおこなっています。
現在は、胆石症やそけいヘルニアの9割、大腸がんの7割程度の手術を腹腔鏡でおこなっています。



開腹手術と比べたメリットは?

入院期間が短い
 従来の約半分の日数で退院できる場合がある

術後の回復が早く、歩行や食事が早く再開できる

手術の傷あとが目立ちにくい



傷あとが、より少なくなる手術にも対応します

患者さんの疾患やご希望により、からだへの負担をさらに低減し、審美性に優れた手術もおこなっています。
 

通常(5ミリ)より、さらに細い器具(3~3.5ミリ)を使用する

数か所あける穴を、1か所にする(単孔式手術)
 (対象疾患:胆石や急性・慢性虫垂炎など)
へそのところに小さな傷ができるだけのより傷あとが目立ちにくい手術方法です。手術の難易度は上がりますが、経験豊富な医師が執刀しますのでご安心ください。


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