ご挨拶



  本校は平成4年4月に開校して四半世紀が過ぎ、この春には26期生を迎えました。1学年の定員は30名と少ないのですが、600名を超える卒業生を輩出し、但馬圏域を中心に活躍しています。
 今、高い看護実践能力を備えた看護師が求められています。これは、豊富な専門知識を基盤に援助を求める人の状況を瞬時に判断し、その人に最も適切な看護が提供できるということです。
 本校の教育理念は、「生命尊重と看護の本質を基盤にその人に寄り添うこころを培い、人々の健康生活を支援できる有能な看護実践者の育成」で、医療の専門知識の学習はもちろんのこと、あらゆる人に対応できるようになるため、基本的な看護技術を学生全員が早期に習得できるよう取り組んでいます。
 なおかつ看護は「人」を対象にした職業ですので、その人が持つ文化的な背景と思考や価値観に関心を寄せ、生命倫理への造詣を深めていくことは重要です。円滑なコミュニケーションはもとより、謙虚に人と向き合い看護に活かすことができるよう、本校では倫理観に基づいた人間関係形成の強化、この地域で長い時間をかけて創られた芸術に親しむことで人としての豊かな感性を育む科目や、自律性と深く関係するキャリア意識を育てるといった内容の学習を充実させています。
 実習では、設立母体である公立八鹿病院は、地域の中核として、一般病床のほかに、療養型病床・回復期リハビリテーション病棟・緩和ケア病棟・周産期センターを備えています。そして福祉センター(介護老人保健施設・訪問看護センター)と併せて包括的医療提供体制が整っており、保健・医療・福祉を総合的に学ぶことができます。
そして地域で生活されている人々も看護の対象です。地域の生活者の健康保持・増進をめざす「地域支援実習」を、地元の企業や住民の理解を得てご協力いただき、全ての看護学実習の中に取り入れられています。
 本校は山間部の小さな街にあり、ネオンや飲食街・大規模商業施設もありません。 あるのは、ネオンに劣らない満点の星の輝きと静かな環境、そして温かな人々のコミュニティです。こんな街の健康寿命を支えになるような看護師を一緒に目指しませんか。


平成29年7月
公立八鹿病院看護専門学校
教務主任 藤田泰代


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