レスパイト入院について

入院・お見舞い

レスパイト入院とは、
介護者(ご家族)の疲れを軽減するために
患者さんが短期間病院や施設に入院・入所できる
在宅介護支援のためのサービスです


 

介護する方も時にはリフレッシュが必要
「レスパイト」とは、「一時休止」「息抜き」という意味があります。レスパイト入院とは、在宅療養で介護を担っているご家族(介護者)の疲れを防ぐことを目的として、患者さんに前もって入院期間を決めて短期間入院していただくことを言います。

 

冠婚葬祭・介護者の病気や入院などでも利用可能
また、冠婚葬祭や介護者の病気・入院・出産・旅行などで一時的に在宅介護が困難になる場合にも、利用していただくことができます。
介護者が「介護をちょっとひと休み」することで、介護者ご自身の生活を大切にしながら介護を続けていくことができるよう支援するための入院です。


レスパイト入院中はこんな風に過ごします
入院中は、医師による回診、看護師や介護士による身の回りのお世話、患者さんの状態に合わせてレクリエーションをおこないます。
入院される患者さんもレスパイト入院を利用される介護者も安心して生活ができるよう細やかに対応いたします。



レスパイト入院の対象となる方

公立八鹿病院では、4つの区分のレスパイト入院のいずれかを選んでいただくことができます。

公立八鹿病院へのレスパイト入院

地域包括ケア病棟への入院
介護者の冠婚葬祭・病気・入院・旅行等で在宅療養が困難になる場合
(レスパイト入院)

(1)心臓病、糖尿病、腎臓病などの慢性疾患で在宅療養中の方
(2)下記の条件があり、看護必要度が比較的高い方
 ・気管切開を受けられた方
 ・たんの吸引が必要な方
 ・酸素療法が必要な方
 ・胃ろうや経腸栄養など経管栄養中の方
 ・透析中の方 など


療養病棟への入院
介護者の冠婚葬祭・病気・入院・旅行等で在宅療養が困難になる場合
(レスパイト入院)

・気管切開を受けられた方
・たんの吸引が必要な方
・酸素療法が必要な方
・胃瘻や経腸栄養などの 経管栄養中の方
・褥瘡のある方
・透析中の方 など


緩和ケア病棟への入院
・緩和ケア外来を受診されたことがある方
・がんによる症状を和らげるケアを希望される方など

老人保健施設の
レスパイト

ショートステイ(短期入所)
・要介護1~5の認定を受けている方で、状態が安定している方
<お問い合わせ窓口>公立八鹿病院老人保健施設へ



ご利用の流れ(八鹿病院レスパイト入院)
1、申込み レスパイト入院のお申し込みは、公立八鹿病院の地域医療連携室に直接ご連絡いただくか、かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネジャーにご相談ください。
2、入院日時決定

【かかりつけ医からご紹介の場合】
八鹿病院がかかりつけ医に予約票(入院日時など)をFAXする
  
決定後、かかりつけ医から入院日時の連絡が届く
  
八鹿病院総合診療科を受診する。その後、入院病棟へ。

【八鹿病院がかかりつけの方】
※当院で透析を受けておられる方を含む

八鹿病院外来看護師から入院日時の連絡が届く
  
事前に1階地域医療連携室にて入院時支援を受ける。
  
かかりつけの外来を受診する。その後、入院病棟へ。

※入院日当日は必要なものを持ってお越し下さい →入院時に必要なものを見る


申込みしてから何日くらいで入院できるの?

申込みから入院当日まで通常は1週間程度の調整期間が必要となります
※お急ぎの場合は最短1日で入院していただくことも可能です。ご希望日が決定している方は、お早めにご連絡ください。


どのくらい入院できる?

通常は数日間から2週間程度の入院期間です。
地域包括ケア病棟の場合は、最長60日まで入院可能です。

※病状により医師が判断いたします。


入院費用はどれくらい?

下記は2週間利用した場合のおおよその金額です。

対象病棟 1割負担の場合 身体障害者医療費の場合
地域包括ケア病棟 約65,000円 約23,000円
療養病棟 約55,000円 約29,000円
緩和ケア病棟 約90,000円 -


※個室ご利用の場合は別途料金がかかります。
※個室についてはこちらをご覧ください →特別室・個室のごあんない




八鹿病院のレスパイト入院リーフレット
※画像をクリックしてPDFダウンロードしてください



<お問い合わせ>

ご不明な点があればお気軽にご相談ください。
公立八鹿病院 地域医療連携室
電話:079-662-5555(内線1360)


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