死別と言う体験は、誰にとっても耐え難く、残された人の傷が癒えるには長い時間が必要です。たとえば、ご家族が独りぼっちになってしまった場合、気持ちを分かち合う相手もいないまま、つらい時間がよけいにつらく長くなってしまうこともあります。また、心おだやかなお別れでなかった場合にも、その経験が残された方々を長く苦しめることがあります。
緩和ケア病棟の役割には、「家族の苦痛の緩和」も含まれています。私達は、少しでも家族の方の悲しみの理解ができたり、悲しみを分かち合い支えあうことができればと考えています。
そこで、緩和ケア病棟を利用された、同じ経験を持つご家族の方が集う、家族の会を発足しました。
追悼の会、茶話会(思い出を語り合ったり、最近の様子をお話しして頂いたりなど)、歌、ピアノ演奏、写真鑑賞、記念撮影などを行います。
●活動予定 |
年1回予定 秋 |
●会 費 | なし |
●参加条件 | 緩和ケア病棟を利用されたご家族 |
公立八鹿病院 緩和ケア病棟(11病棟)
(担当 宮脇) 電話:079-662-5555(代表)