当院の後藤葉一院長による院内講演会を開催しました

八鹿病院からのお知らせ

4月15日、当院の後藤葉一院長による院内講演会「心臓リハビリテーション:エビデンスと実際、わが国の現状と将来」を開催しました。

後藤院長は、国立循環器病センター心臓血管内科部長、日本心臓リハビリテーション学会理事長などを歴任し、日本における心臓リハビリテーションの牽引者として精力的に活動後、2017年4月に当院院長として赴任しました。

講演では、急性心筋梗塞や慢性心不全などの心疾患を抱える患者さんに対する心臓リハビリテーションは、たんに運動による体力回復を図るだけのものでなく、再発症の予防、長期予後の改善、さらには精神面を含めたQOL(生活の質)の向上に欠かせない多面的な効果を持つものであるということが、歴史的な経緯を踏まえつつ、国内・海外の豊富なエビデンスに基づき解説されました。

当院で心臓リハビリテーションを実施するには、現状では専門の医師やスタッフの配置等の解決すべき課題があるものの、本講演は将来的な心臓リハビリテーションの実施を目指す第一歩になったのではないかと考えています。

後藤葉一院長

質疑応答のようす


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