「神経難病における音楽療法を考える会」は、
神経難病をもつ患者さんに対して音楽がどのような効果をもち音楽療法として用いることができるかを医療福祉従事者・音楽関係者・患者さん・ご家族と共に考えています
神経難病における音楽療法を考える会  
【事務局】公立八鹿病院音楽療法室 兵庫県養父市八鹿町八鹿1878-1
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  【事務局】

 公立八鹿病院 音楽療法室

  兵庫県養父市
  八鹿町八鹿1878番地1
  TEL:079-662-5555(代)
  FAX:079-662-3134






第14回神経難病における音楽療法を考える会
開催レポート
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2017.11.18(土)9:00~12:00
第14回神経難病における音楽療法を考える会へのたくさんのご参加、ありがとうございました。医師、看護師、音楽療法士、理学療法士、患者さん、患者さん家族など、65名の方にご参加いただきました。

恒例となったオープニングのミニコンサートは、東京藝術大学ケルト音楽研究部卒業生によるアイルランド伝統音楽の演奏で、大草原の風を感じるような素晴らしい演奏でした。



第Ⅰ部 シンポジウム 「広げよう音楽療法の世界」
座長:吉井 文均 東海大学名誉教授、済生会平塚病院福祉センター センター長
   林  明人 順天堂大学医学部付属浦安病院 教授



今回のテーマは、共催である第35回日本神経治療学会の「広げよう神経治療の世界」にちなんだもので、4名のシンポジストによりそれぞれの視点からお話いただきました。
まず、服部優子先生は、神経内科医の視点から音楽療法を広げるために必要なこととは、他職種に、多くの神経難病の全経過に、そして地域に広げることが必要であるとご提案いただきました。続いて、グスタフ・ストランデル先生からはスェーデンのブンネ・メソッドについて映像を用いながらご紹介いただきました。佐野靖先生は東京藝術大学で年間100本以上実施している「音楽アウトリーチ」が、音楽療法の視点からどのような可能性と課題があるのか、お話いただきました。最後に、小森哲夫先生からは身体的リハビリテーションで期待される音楽療法の影響と、病院で音楽療法を広げるためには、リハビリスタッフにもっと音楽療法を理解してもらうことと同時に、音楽療法士は病気についての知識を深めるべきであると提言されました。




第Ⅱ部 指定演題発表「広がるさまざまな音楽療法の実践」
座長 近藤 清彦  社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問

第Ⅱ部では5名の方にご登壇いただき、症例を基に各領域での音楽療法実践についてご発表いただきました。

演題1.権藤英美里先生「パーキンソン病の歩行障害に対する音楽療法の即時効果」では、早歩き、普通の歩行、手拍子をしながらなどの歩行訓練は即時的な効果があり、精神面にも良い影響を与えることが明らかになったことをご発表いただきました。

2.竹末千賀子先生「ALS患者のスピリチュアルペインに対する音楽療法」は、ご自身の音楽療法実践から、思い出の音楽による回想などを音楽療法士と共有することにより、音楽療法がスピリチュアルケアとなった事例についてご紹介くださいました。

3.内野すみ江先生「リズムトレーニングを中心とした音楽療法がパーキンソン病患者の上下肢の運動に与える影響」では、上下肢運動の改善を目的としてリズムトレーニングを中心とした音楽療法を行った結果、患者さんの内的リズムを調性することができた研究結果をご報告くださいました。

4.中島淑惠先生「医療現場で音楽の活用を推進するための医療チーム作りー看護職の立場からー」は、今後、療養の仕方が多様化していく中で、看護師などの医療職が音楽療活動を取り入れる場合、科学的な根拠に基づいた活用方法などについての提言がありました。

5.細江弥生先生「パーキンソン病患者の為の集団リハにおける音楽療法の役割」は、パーキンソン病の患者さんに集団療法の中でマンボやワルツなどのステップを応用したダンスを行った結果、1人でやるリハよりもADLの向上が見られたという発表と共に、オリジナルの歌体操を映像でご紹介くださいました。

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