「神経難病における音楽療法を考える会」は、
神経難病をもつ患者さんに対して音楽がどのような効果をもち音楽療法として用いることができるかを医療福祉従事者・音楽関係者・患者さん・ご家族と共に考えています
神経難病における音楽療法を考える会  
【事務局】公立八鹿病院音楽療法室 兵庫県養父市八鹿町八鹿1878-1
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  【事務局】

 公立八鹿病院 音楽療法室

  兵庫県養父市
  八鹿町八鹿1878番地1
  TEL:079-662-5555(代)
  FAX:079-662-3134






第11回神経難病における音楽療法を考える会
開催レポート
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01 第11回神経難病における音楽療法を考える会へのたくさんのご参加、ありがとうございました。  医師・看護師・保健師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・音楽療法士・患者さん・患者さん家族・学校関係者など、約100名の方にご参加いただきました。


第Ⅰ部 シンポジウム 「音楽を通して脳の本質に迫る」
 (座長)緑川 晶 中央大学文学部教授
     佐藤正之 三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座准教授


1)「失音楽症、楽譜の失読・失書」      緑川 晶 中央大学文学部教授 
2)「Musician dystonia とその治療」      古屋晋一 上智大学理工学部准教授 
3)「パーキンソン病患者における受容的音楽療法の非運動症状からみた効果の検証」
                          丸山俊一郎 村上華林堂病院神経内科部長 
4)「認知症に対する音楽療法」      佐藤正之 三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座准教授 

02 4人のシンポジストにより「失音楽症、楽譜の失読・失書」「Musician dystonia とその治療」「パーキンソン病患者における受容的音楽療法の非運動症状からみた効果の検証」「認知症に対する音楽療法」をテーマに、音楽の脳内機序と音楽療法の最新の研究成果についてお話いただきました。中央大学の緑川先生は、脳の気質的な損傷によって音楽能力が障害される失音楽症について、上智大学の古屋先生からは、音楽家の50人に1人が発症すると言われている局所性ジストニアの最新情報が紹介されました。続いて、村上華林堂病院の丸山先生からは、パーキンソン患者に対する受容的音楽療法で、不安や抑うつが軽減し、それがその場だけではなくしばらく効果が持続するという研究結果が報告されました。最後に三重大学の佐藤先生は認知症に対する音楽療法の研究として、地域在住の高齢者に対し音楽体操で介入した例をお話しいただきました。その後はフロアとの活発なディスカッションが行われ、今後の音楽療法について客観的指標だけではなくエビデンスの積み重ねが大切であることと、音楽療法は種々の領域をつなぐ役割になり得るという意見で締めくくられました。
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第Ⅱ部 一般演題 「日本の音楽療法のあり方」
 (座長)成田有吾 三重大学大学院医学系研究科基礎看護学講座教授
      中山ヒサ子 札幌大谷大学短期大学部

1)「人工呼吸器装着ALS患者に対する音楽療法」
     近藤清彦 公立八鹿病院脳神経内科 
     加戸敬子 大阪成蹊大学 
     竹末千賀子 公立八鹿病院音楽療法室 

2)「神経難病における音楽療法の地域支援の可能性について
          ~健康福祉センター主催の音楽の集いを通して~」
     猪野 純 船橋二和病院 
     植木亜弓 聖路加国際病院 
     藤川真衣・蛯沢宏美 市川健康福祉センター(保健所)疾病対策課保健師 

05 今回は2つの演題発表がありました。まず公立八鹿病院の近藤先生から、ALS患者さんが人工呼吸器を装着してからも豊かな精神生活をおくるための音楽療法についてのお話があり、在宅患者さんを対象にしたセッションの実践結果が紹介されました。続いて船橋二和病院の猪野音楽療法士から、地域での神経難病患者さんとそのご家族を対象にした音楽療法の支援事業の発表があり、フロアの音楽療法士さんからも様々なご意見をいただきました。


※次回は2015年11月に名古屋で開催予定です。 多数のご参加をお待ちしております。

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